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10/01

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神田キリスト教会
〒101-0021
千代田区外神田3-5-11
電話 03-3251-4981 地図

毎週日曜日
7 時 30分  聖餐式
9 時 30分  日曜学校礼拝
10 時 30分
第1、第3~第5日曜日
      聖餐式
第2日曜日 み言葉の礼拝

*新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
 3月30日以降の礼拝(公祷)を休止いたします。


 逝去された方々の魂の平安、感染された方々の回復、
 感染の収束をお祈りいたします。


*下町聖書の会(毎月第2・第4金曜日 10時30分~12時)
 も休会いたします。



毎月第3金曜日
11 時   逝去者記念礼拝

*結婚式をご希望の方は牧師にご相談ください。

03/29

 マルタとマリアのいるベタニアは、エルサレムから東に三キロの村です。イエスは、エルサレムを離れて洗礼者ヨハネがいたアイノンに滞在していました。マルタの兄弟ラザロが重篤であると聞いていたイエスは、二日間アイノンに居続けました。イエスは、ベタニアの入口に着きます。マルタは、行動的で世話付きでイエスを迎えに行きます。イエスは、マルタに「わたしを信じる者は、死んでも生きる」と言われます。岩隈、岩波訳は「わたしを信じる者は、たとえ死んでも生きるであろう」とします。マリアがマルタと一緒に出迎えなかったのは、29節「立ち上がり(エゲイロー)」、31節「立ち上がって(アニスティミ)」とあるように死ぬほどに沈んでいたのです。イエスは、マリアが泣いているのを見てご自分も涙を流されます。イエスは、神がご自分を遣わされ、死人を復活させることを知らせるために「ラザロよ、出て来なさい」と大声で叫びます。手と足を布で、顔を覆われたラザロが墓から出てきます。イエスは「ほどいてやって(ルオー 解放)」、「行かせなさい(アフィエーミ 罪を赦す)」と言われます。ラザロは、この世の束縛に縛られて死んでいたのです。イエスは、体も魂も縛られていたラザロを解き放って死から命へと導くのです。

大斎節第5主日 A年
 エゼキエル書 37章1~3, 11~14節
 詩編 第130編
 ローマの信徒への手紙 6章16~23節
 ヨハネによる福音書 11章17~44節

<特祷>
全能の神よ、み子イエス・キリストは大祭司として来ら
れ、その血をもって至聖所に入り、ただ一たび永遠の贖い
を全うされました。どうかご自身を神に献げられたキリス
トの血によって、わたしたちの良心を死に至る行いから清
め、あなたに仕えさせてください。主イエス・キリストに
よってお願いいたします。アーメン

<第1朗読> エゼキエル書 37章1~3, 11~14節
1 主の手がわたしの上に臨んだ。わたしは主の霊によっ
  て連れ出され、ある谷の真ん中に降ろされた。そこは
  骨でいっぱいであった。
2 主はわたしに、その周囲を行き巡らせた。見ると、谷
  の上には非常に多くの骨があり、また見ると、それら
  は甚だしく枯れていた。
3 そのとき、主はわたしに言われた。「人の子よ、これ
  らの骨は生き返ることができるか。」わたしは答え
  た。「主なる神よ、あなたのみがご存じです。」
11主はわたしに言われた。「人の子よ、これらの骨はイ
  スラエルの全家である。彼らは言っている。『我々の
  骨は枯れた。我々の望みはうせ、我々は滅びる』と。
12それゆえ、預言して彼らに語りなさい。主なる神はこ
  う言われる。わたしはお前たちの墓を開く。わが民
  よ、わたしはお前たちを墓から引き上げ、イスラエル
  の地へ連れて行く。
13わたしが墓を開いて、お前たちを墓から引き上げると
  き、わが民よ、お前たちはわたしが主であることを知
  るようになる。
14また、わたしがお前たちの中に霊を吹き込むと、お前
  たちは生きる。わたしはお前たちを自分の土地に住ま
  わせる。そのとき、お前たちは主であるわたしがこれ
  を語り、行ったことを知るようになる」と主は言われ
  る。

<詩編> 第130編
1 主よ、深い淵からあなたに叫び || 嘆き祈るわたしの
  声を聞いてください
2 主よ、あなたが目を留められるなら || 主よ、だれが
  あなたの前に立ちえよう
3 しかし、あなたの赦しのために || 人はあなたを畏れ
  かしこむ
4 わたしは主を待ち望む、わたしの魂は待ち望む || わ
  たしはみ言葉に寄り頼む
5 夜回りが暁を待ち望むにもまして || わたしの魂は主
  を待ち望む
6 イスラエルよ、主に寄り頼め || 主は豊かな贖いに満
  ち、慈しみ深い
7 神はすべての罪から || イスラエルを救われる

<第2朗読> ローマの信徒への手紙 6章16~23節
16知らないのですか。あなたがたは、だれかに奴隷とし
  て従えば、その従っている人の奴隷となる。つまり、
  あなたがたは罪に仕える奴隷となって死に至るか、神
  に従順に仕える奴隷となって義に至るか、どちらかな
  のです。
17しかし、神に感謝します。あなたがたは、かつては罪
  の奴隷でしたが、今は伝えられた教えの規範を受け入
  れ、それに心から従うようになり、
18罪から解放され、義に仕えるようになりました。
19あなたがたの肉の弱さを考慮して、分かりやすく説明
  しているのです。かつて自分の五体を汚れと不法の奴
  隷として、不法の中に生きていたように、今これを義
  の奴隷として献げて、聖なる生活を送りなさい。
20あなたがたは、罪の奴隷であったときは、義に対して
  は自由の身でした。
21では、そのころ、どんな実りがありましたか。あなた
  がたが今では恥ずかしいと思うものです。それらの行
  き着くところは、死にほかならない。
22あなたがたは、今は罪から解放されて神の奴隷とな
  り、聖なる生活の実を結んでいます。行き着くところ
  は、永遠の命です。
23罪が支払う報酬は死です。しかし、神の賜物は、わた
  したちの主キリスト・イエスによる永遠の命なので
  す。

<福音書> ヨハネによる福音書 11章17~44節
17イエスが行って御覧になると、ラザロは墓に葬られて
  既に四日もたっていた。
18ベタニアはエルサレムに近く、十五スタディオンほど
  のところにあった。
19マルタとマリアのところには、多くのユダヤ人が、兄
  弟ラザロのことで慰めに来ていた。
20マルタは、イエスが来られたと聞いて、迎えに行った
  が、マリアは家の中に座っていた。21マルタはイエス
  に言った。「主よ、もしここにいてくださいました
  ら、わたしの兄弟は死ななかったでしょうに。
22しかし、あなたが神にお願いになることは何でも神は
  かなえてくださると、わたしは今でも承知していま
  す。」
23イエスが、「あなたの兄弟は復活する」と言われる
  と、
24マルタは、「終わりの日の復活の時に復活することは
  存じております」と言った。
25イエスは言われた。「わたしは復活であり、命であ
  る。わたしを信じる者は、死んでも生きる。
26生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬこ
  とはない。このことを信じるか。」
27マルタは言った。「はい、主よ、あなたが世に来られ
  るはずの神の子、メシアであるとわたしは信じており
  ます。」
28マルタは、こう言ってから、家に帰って姉妹のマリア
  を呼び、「先生がいらして、あなたをお呼びです」と
  耳打ちした。
29マリアはこれを聞くと、すぐに立ち上がり、イエスの
  もとに行った。
30イエスはまだ村には入らず、マルタが出迎えた場所に
  おられた。
31家の中でマリアと一緒にいて、慰めていたユダヤ人た
  ちは、彼女が急に立ち上がって出て行くのを見て、墓
  に泣きに行くのだろうと思い、後を追った。
32マリアはイエスのおられる所に来て、イエスを見るな
  り足もとにひれ伏し、「主よ、もしここにいてくださ
  いましたら、わたしの兄弟は死ななかったでしょう
  に」と言った。
33イエスは、彼女が泣き、一緒に来たユダヤ人たちも泣
  いているのを見て、心に憤りを覚え、興奮して、
34言われた。「どこに葬ったのか。」彼らは、「主よ、
  来て、御覧ください」と言った。
35イエスは涙を流された。
36ユダヤ人たちは、「御覧なさい、どんなにラザロを愛
  しておられたことか」と言った。
37しかし、中には、「盲人の目を開けたこの人も、ラザ
  ロが死なないようにはできなかったのか」と言う者も
  いた。
38イエスは、再び心に憤りを覚えて、墓に来られた。墓
  は洞穴で、石でふさがれていた。
39イエスが、「その石を取りのけなさい」と言われる
  と、死んだラザロの姉妹マルタが、「主よ、四日もた
  っていますから、もうにおいます」と言った。
40イエスは、「もし信じるなら、神の栄光が見られる
  と、言っておいたではないか」と言われた。
41人々が石を取りのけると、イエスは天を仰いで言われ
  た。「父よ、わたしの願いを聞き入れてくださって感
  謝します。
42わたしの願いをいつも聞いてくださることを、わたし
  は知っています。しかし、わたしがこう言うのは、周
  りにいる群衆のためです。あなたがわたしをお遣わし
  になったことを、彼らに信じさせるためです。」
43こう言ってから、「ラザロ、出て来なさい」と大声で
  叫ばれた。
44すると、死んでいた人が、手と足を布で巻かれたまま
  出て来た。顔は覆いで包まれていた。イエスは人々
  に、「ほどいてやって、行かせなさい」と言われた。

03/22


 今日の福音書の新共同訳聖書の題名は「生まれつきの盲人をいやす」とありますが、新しい共同訳聖書では「生まれつき目の見えない人を癒やす」と変えました。ヨハネ福音書だけの話です。目が見えないことやその他の障がいがある人は、誰かが罪を犯した結果だと思われていました。ですから、弟子たちはイエスに「この人が生まれつき目が見えないのは、誰かが罪を犯したからですか。本人ですか、それとも両親ですか」と尋ねます。イエスは「本人が罪を犯したからでも、両親が罪を犯したからでもない。紙の業がこの人に現れるためである」と言われます。イエスは、唾で土をこねてこの人の両目に塗り、シロアム(遣わされた者)の池で洗えと言われます。この人の両目は見えるようになります。人々は、この人がその本人であるかどうかを怪しんでいると「わたしがそうなのです(わたしはある)」と応えます。この人は、生まれつき目が見えなかったことを隠すどころか、癒やされたことを宣言します。ファリサイ派の人々を恐れず、イエスは神から来られたと証します。
 イエスは、この人が(会堂の)外に追い出されたことを知ります。そして、この人に「あなたは人の子を信じるか」といわれます。彼は「その方を信じます」といいます。イエスは「その人はある(わたしはある)」と言われます。この人は、「主よ、信じます」と言ってひざまずきます(礼拝します)。イエスの業でこの人は主を礼拝する者に変えられます。

大斎節第4主日 (A年)
 サムエル記上 16章1~13節
 詩編 第23編
 エフェソの信徒への手紙 5章8~14節
 ヨハネによる福音書 9章1~13, 28~38節

<特祷>
恵み深い父なる神よ、み子は、すべての人のまことの命の
パンとなるために、天からこの世に降られました。どうか
この命のパンによってわたしたちを養い、常に主がわたし
たちのうちに生き、わたしたちが主のうちに生きられるよ
うにしてください。父と聖霊とともに一体であって世々に
生き支配しておられる主イエス・キリストによってお願い
いたします。アーメン

<第1朗読> サムエル記上 16章1~13節
1 主はサムエルに言われた。「いつまであなたは、サウ
  ルのことを嘆くのか。わたしは、イスラエルを治める
  王位から彼を退けた。角に油を満たして出かけなさ
  い。あなたをベツレヘムのエッサイのもとに遣わそ
  う。わたしはその息子たちの中に、王となるべき者を
  見いだした。」
2 サムエルは言った。「どうしてわたしが行けましょう
  か。サウルが聞けばわたしを殺すでしょう。」主は言
  われた。「若い雌牛を引いて行き、『主にいけにえを
  ささげるために来ました』と言い、
3 いけにえをささげるときになったら、エッサイを招き
  なさい。なすべきことは、そのときわたしが告げる。
  あなたは、わたしがそれと告げる者に油を注ぎなさ
  い。」
4 サムエルは主が命じられたとおりにした。彼がベツレ
  ヘムに着くと、町の長老は不安げに出迎えて、尋ね
  た。「おいでくださったのは、平和なことのためでし
  ょうか。」
5 「平和なことです。主にいけにえをささげに来まし
  た。身を清めて、いけにえの会食に一緒に来てくださ
  い。」
   サムエルはエッサイとその息子たちに身を清めさ
  せ、いけにえの会食に彼らを招いた。
6 彼らがやって来ると、サムエルはエリアブに目を留
  め、彼こそ主の前に油を注がれる者だ、と思った。
7 しかし、主はサムエルに言われた。「容姿や背の高さ
  に目を向けるな。わたしは彼を退ける。人間が見るよ
  うには見ない。人は目に映ることを見るが、主は心に
  よって見る。」
8 エッサイはアビナダブを呼び、サムエルの前を通らせ
  た。サムエルは言った。「この者をも主はお選びにな
  らない。」
9 エッサイは次に、シャンマを通らせた。サムエルは言
  った。「この者をも主はお選びにならない。」
10エッサイは七人の息子にサムエルの前を通らせた
  が、サムエルは彼に言った。「主はこれらの者をお選
  びにならない。」
11サムエルはエッサイに尋ねた。「あなたの息子はこれ
  だけですか。」「末の子が残っていますが、今、羊の
  番をしています」とエッサイが答えると、サムエルは
  言った。「人をやって、彼を連れて来させてくださ
  い。その子がここに来ないうちは、食卓には着きませ
  ん。」
12エッサイは人をやって、その子を連れて来させた。彼
  は血色が良く、目は美しく、姿も立派であった。主は
  言われた。「立って彼に油を注ぎなさい。これがその
  人だ。」
13サムエルは油の入った角を取り出し、兄弟たちの中で
  彼に油を注いだ。その日以来、主の霊が激しくダビデ
  に降るようになった。サムエルは立ってラマに帰っ
  た。

<詩編> 第23編
1 主はわたしの牧者 || わたしは乏しいことがない
2 神はわたしを緑の牧場に伏させ || 憩いの水辺に伴わ
  れる
3 神はわたしの魂を生き返らせ || み名のゆえにわたし
  を正しい道に導かれる
4 たとえ死の陰の谷を歩んでも、わたしは災いを恐れな
  い || あなたがわたしとともにおられ、あなたの鞭と
  杖はわたしを導く
5 あなたは敵の見ている前でわたしのために食卓を整え
  || わたしの頭に油を注ぎ、わたしの杯を満たされ
  る  
6 神の恵みと慈しみは、生きている限り、わたしに伴い
  || わたしは永遠に主の家に住む

<第2朗読> エフェソの信徒への手紙 5章8~14節
8 あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ば
  れて、光となっています。光の子として歩みなさい。
9 ――光から、あらゆる善意と正義と真実とが生じるの
  です。――
10何が主に喜ばれるかを吟味しなさい。
11実を結ばない暗闇の業に加わらないで、むしろ、それ
  を明るみに出しなさい。
12彼らがひそかに行っているのは、口にするのも恥ずか
  しいことなのです。
13しかし、すべてのものは光にさらされて、明らかにさ
  れます。
14明らかにされるものはみな、光となるのです。それ
  で、こう言われています。
    「眠りについている者、起きよ。
   死者の中から立ち上がれ。
   そうすれば、キリストはあなたを照らされる。」

<福音書> ヨハネによる福音書 9章1~13, 28~38節
1 さて、イエスは通りすがりに、生まれつき目の見えな
  い人を見かけられた。
2 弟子たちがイエスに尋ねた。「ラビ、この人が生まれ
  つき目が見えないのは、だれが罪を犯したからです
  か。本人ですか。それとも、両親ですか。」
3 イエスはお答えになった。「本人が罪を犯したからで
  も、両親が罪を犯したからでもない。神の業がこの人
  に現れるためである。
4 わたしたちは、わたしをお遣わしになった方の業を、
  まだ日のあるうちに行わねばならない。だれも働くこ
  とのできない夜が来る。
5 わたしは、世にいる間、世の光である。」
6 こう言ってから、イエスは地面に唾をし、唾で土をこ
  ねてその人の目にお塗りになった。
7 そして、「シロアム―『遣わされた者』という意味―
  の池に行って洗いなさい」と言われた。そこで、彼は
  行って洗い、目が見えるようになって、帰って来た。
8 近所の人々や、彼が物乞いをしていたのを前に見てい
  た人々が、「これは、座って物乞いをしていた人では
  ないか」と言った。
9 「その人だ」と言う者もいれば、「いや違う。似てい
  るだけだ」と言う者もいた。本人は、「わたしがそう
  なのです」と言った。
10そこで人々が、「では、お前の目はどのようにして開
  いたのか」と言うと、
11彼は答えた。「イエスという方が、土をこねてわたし
  の目に塗り、『シロアムに行って洗いなさい』と言わ
  れました。そこで、行って洗ったら、見えるようにな
  ったのです。」
12人々が「その人はどこにいるのか」と言うと、彼は
  「知りません」と言った。
13人々は、前に盲人であった人をファリサイ派の人々の
  ところへ連れて行った。
28彼らはののしって言った。「お前はあの者の弟子だ
  が、我々はモーセの弟子だ。
29我々は、神がモーセに語られたことは知っているが、
  あの者がどこから来たのかは知らない。」
30彼は答えて言った。「あの方がどこから来られたか、
  あなたがたがご存じないとは、実に不思議です。あの
  方は、わたしの目を開けてくださったのに。
31神は罪人の言うことはお聞きにならないと、わたした
  ちは承知しています。しかし、神をあがめ、その御心
  を行う人の言うことは、お聞きになります。
32生まれつき目が見えなかった者の目を開けた人がいる
  ということなど、これまで一度も聞いたことがありま
  せん。
33あの方が神のもとから来られたのでなければ、何もお
  できにならなかったはずです。」
34彼らは、「お前は全く罪の中に生まれたのに、我々に
  教えようというのか」と言い返し、彼を外に追い出し
  た。
35イエスは彼が外に追い出されたことをお聞きになっ
  た。そして彼に出会うと、「あなたは人の子を信じる
  か」と言われた。
36彼は答えて言った。「主よ、その方はどんな人です
  か。その方を信じたいのですが。」
37イエスは言われた。「あなたは、もうその人を見てい
  る。あなたと話しているのが、その人だ。」
38彼が、「主よ、信じます」と言って、ひざまずいた。

03/15

 イエスはユダヤからガリラヤに戻る時、サマリアのシカルにあるヤコブの井戸に立ち寄ります。イエスは井戸の側に座り込みます。正午頃、水を汲みに来た女にイエスは、「水を飲ませてください」と頼みます。真昼の暑い最中に隠れるように来た女は、イエスに驚きます。ユダヤ人のあなたが、サマリア人のわたしに何故頼むのかと不思議がります。イエスは「あなたが、わたしを誰であるかを知っていたなら、わたしはあなたに生きた水を与えたであろう…この井戸の水を飲む者は再び渇くが、わたしの与える水は決して渇かない」と言われます。女は「ここに汲みに来なくてもいいように、その水をください」と言います。イエスは、ここに夫を連れて来なさいと言われます。女には夫はいません。今の夫も夫ではありません。イエスは、その通り(よいこと)、また、女はありのまま(真実)を言ったと言われます。女は生きることが辛くされています。神に祈りたいのです。イエスは「まことの礼拝する者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時がくる」と言われます。女は、メシアによってこの苦しさ辛さから解放されることを待ち望んでいます。イエスは「それは、わたしだ」と宣言されます。イエスは、彼女の重荷を担って救ってくださいます。

大斎節第3主日(A年)
 出エジプト記 17章1~7節
 詩編 第95編6~11節
 ローマの信徒への手紙 5章1~11節
 ヨハネによる福音書 4章5~26, 39~42節

<特祷>
全能の神よ、どうかあなたを呼び求める僕らの願いをみ心に留め、力あるみ手を差し延べてすべての敵を防いでください。主イエス・キリストによってお願いいたします。
アーメン

<第1朗読> 出エジプト記 17章1~7節
1主の命令により、イスラエルの人々の共同体全体は、シ
 ンの荒れ野を出発し、旅程に従って進み、レフィディム
 に宿営したが、そこには民の飲み水がなかった。
2民がモーセと争い、「我々に飲み水を与えよ」と言う
 と、モーセは言った。「なぜ、わたしと争うのか。な
 ぜ、主を試すのか。」
3しかし、民は喉が渇いてしかたないので、モーセに向
 かって不平を述べた。
  「なぜ、我々をエジプトから導き上ったのか。わたしも
 子供たちも、家畜までも渇きで殺すためなのか。」
4モーセは主に、「わたしはこの民をどうすればよいので
 すか。彼らは今にも、わたしを石で打ち殺そうとしてい
 ます」と叫ぶと、
5主はモーセに言われた。
 「イスラエルの長老数名を伴い、民の前を進め。また、
 ナイル川を打った杖を持って行くがよい。
6見よ、わたしはホレブの岩の上であなたの前に立つ。あ
 なたはその岩を打て。そこから水が出て、民は飲むこと
 ができる。」 
 モーセは、イスラエルの長老たちの目の前でそのとおり
 にした。
7彼は、その場所をマサ(試し)とメリバ(争い)と名付
 けた。イスラエルの人々が、「果たして、主は我々の間
 におられるのかどうか」と言って、モーセと争い、主を
 試したからである。
 
<詩編> 第95編6~11節
6 身を低くして伏し拝み || 造り主、主のみ前にひざまず
  こう
7 主はわたしたちの神、わたしたちは神の民 || わたした
  ちはその牧場の民、そのみ手の羊
8 今日、神の声を聞くなら、メリバのあのときのように
  || マッサの荒れ野の日のように、心をかたくなにし
  てはならない
9 あのとき、あなたがたの先祖たちは || わたしの業を
  見たが、わたしを試しこころみた
10四十年の間わたしを悩ませた民に言った || 「彼らは
  心の迷った民、わたしの道を知らない」
11わたしは怒って誓った || 「彼らをわたしの安息に入ら
  せない」

<第2朗読> ローマの信徒への手紙 5章1~11節
1 わたしたちは信仰によって義とされたのだから、わた
  したちの主イエス・キリストによって神との間に平和
  を得ており、
2 このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き
  入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしていま
  す。
3 そればかりでなく、苦難をも誇りとします。わたした
  ちは知っているのです、苦難は忍耐を、
4 忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。
5 希望はわたしたちを欺くことがありません。わたした
  ちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの
  心に注がれているからです。
6 実にキリストは、わたしたちがまだ弱かったころ、定
  められた時に、不信心な者のために死んでくださっ
  た。
7 正しい人のために死ぬ者はほとんどいません。善い人
  のために命を惜しまない者ならいるかもしれません。
8 しかし、わたしたちがまだ罪人であったとき、キリス
  トがわたしたちのために死んでくださったことによ
  り、神はわたしたちに対する愛を示されました。
9 それで今や、わたしたちはキリストの血によって義と
  されたのですから、キリストによって神の怒りから救
  われるのは、なおさらのことです。
10敵であったときでさえ、御子の死によって神と和解さ
  せていただいたのであれば、和解させていただいた今
  は、御子の命によって救われるのはなおさらです。
11それだけでなく、わたしたちの主イエス・キリストに
  よって、わたしたちは神を誇りとしています。今やこ
  のキリストを通して和解させていただいたからです。
 
<福音書> ヨハネによる福音書 4章5~26, 39~42節
5 ヤコブがその子ヨセフに与えた土地の近くにある、シ
  カルというサマリアの町に来られた。
6 そこにはヤコブの井戸があった。イエスは旅に疲れ
  て、そのまま井戸のそばに座っておられた。正午ごろ
  のことである。
7 サマリアの女が水をくみに来た。イエスは、「水を飲
  ませてください」と言われた。
8 弟子たちは食べ物を買うために町に行っていた。
9 すると、サマリアの女は、「ユダヤ人のあなたがサマ
  リアの女のわたしに、どうして水を飲ませてほしいと
  頼むのですか」と言った。ユダヤ人はサマリア人とは
  交際しないからである。
10イエスは答えて言われた。「もしあなたが、神の賜物
  を知っており、また、『水を飲ませてください』と言
  ったのがだれであるか知っていたならば、あなたの方
  からその人に頼み、その人はあなたに生きた水を与え
  たことであろう。」
11女は言った。「主よ、あなたはくむ物をお持ちでない
  し、井戸は深いのです。どこからその生きた水を手に
  お入れになるのですか。
12あなたは、わたしたちの父ヤコブよりも偉いのです
  か。ヤコブがこの井戸をわたしたちに与え、彼自身
  も、その子供や家畜も、この井戸から水を飲んだので
  す。」
13イエスは答えて言われた。「この水を飲む者はだれで
  もまた渇く。
14しかし、わたしが与える水を飲む者は決して渇かな
  い。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠
  の命に至る水がわき出る。」
15女は言った。「主よ、渇くことがないように、また、
  ここにくみに来なくてもいいように、その水をくださ
  い。」
16イエスが、「行って、あなたの夫をここに呼んで来な
  さい」と言われると、
17女は答えて、「わたしには夫はいません」と言った。
  イエスは言われた。「『夫はいません』とは、まさに
  そのとおりだ。
18あなたには五人の夫がいたが、今連れ添っているのは
  夫ではない。あなたは、ありのままを言ったわけ
  だ。」
19女は言った。「主よ、あなたは預言者だとお見受けし
  ます。
20わたしどもの先祖はこの山で礼拝しましたが、あなた
  がたは、礼拝すべき場所はエルサレムにあると言って
  います。」
21イエスは言われた。「婦人よ、わたしを信じなさい。
  あなたがたが、この山でもエルサレムでもない所で、
  父を礼拝する時が来る。
22あなたがたは知らないものを礼拝しているが、わたし
  たちは知っているものを礼拝している。救いはユダヤ
  人から来るからだ。
23しかし、まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をも
  って父を礼拝する時が来る。今がその時である。なぜ
  なら、父はこのように礼拝する者を求めておられるか
  らだ。
24神は霊である。だから、神を礼拝する者は、霊と真理
  をもって礼拝しなければならない。」
25女が言った。「わたしは、キリストと呼ばれるメシア
  が来られることは知っています。その方が来られると
  き、わたしたちに一切のことを知らせてくださいま
  す。」
26イエスは言われた。「それは、あなたと話をしている
  このわたしである。」
39その町の多くのサマリア人は、「この方が、わたしの
  行ったことをすべて言い当てました」と証言した女の
  言葉によって、イエスを信じた。
40そこで、このサマリア人たちはイエスのもとにやって
  来て、自分たちのところにとどまるようにと頼んだ。
  イエスは、二日間そこに滞在された。
41そして、更に多くの人々が、イエスの言葉を聞いて信
  じた。
42彼らは女に言った。「わたしたちが信じるのは、もう
  あながた話してくれたからではない。わたしたちは自
  分で聞いて、この方が本当に世の救い主であると分か
  ったからです。」

03/08

 ニコデモは「人びとの勝利」という意味です。ヨハネ福音書に三回(3:1~, 7:50~, 19:39~)登場します。ファリサイ派は律法に厳格ですが、イエスに非難もされます(マタイ23:1~など)。しかし、ニコデモは、イエスを神からの教師であると思い、「神が共におられるのでなければ、あなたのなさるようなしるしを、だれも行うことはできない」と言います。イエスは「人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない」と言われます。7節にも「新たに」があります。この語は「上から」あるいは「神から」という意味もあります。そして、「だれでも水と霊によって生まれなければ、神の国に入ることはできない」とも言われます。水と霊は洗礼です。水の中に入れられて死に、霊によって神(上)から新しい命を与えられます。風は霊であって、風も霊も思いのままに吹きます。霊から生まれた者も同じです。モーセが荒れ野で蛇を上げたのは、イエスの十字架上の死を意味します。十字架による罪の赦しを信じる者は、永遠の命に与れます。ニコデモは自分の力を頼って生きてゆきますが、イエスの十字架を見た後、他人の目を恐れず遺体を墓に納めます。ニコデモは、自分の人生をイエスにゆだねて永遠の命に与ったと思われます。

大斎節第2主日 (A年)
 創世記 12章1~8節
 詩編  第33編12~22節
 ローマの信徒への手紙 4章1~5, 13~17節
 ヨハネによる福音書 3章1~17節

<特祷>
全能の神よ、わたしたちには自らを助ける力のないことを
あなたは知っておられます。
どうか外は体を損なうすべての災いを防ぎ、
内は魂を襲う悪念を除いてください。
主イエス・キリストによってお願いいたします。
アーメン

<第1朗読> 創世記 12章1~8節
1主はアブラムに言われた。
 「あなたは生まれ故郷
 父の家を離れて
 わたしが示す地に行きなさい。
2わたしはあなたを大いなる国民にし
 あなたを祝福し、あなたの名を高める
 祝福の源となるように。
3あなたを祝福する人をわたしは祝福し
 あなたを呪う者をわたしは呪う。
 地上の氏族はすべて
 あなたによって祝福に入る。」
4アブラムは、主の言に従って旅立った。
 ロトも共に行った。
 アブラムは、ハランを出発したとき七十五歳であった。
5アブラムは妻のサライ、甥のロトを連れ、蓄えた財産を
 すべて携え、ハランで加わった人々と共にカナン地方へ
 向かって出発し、カナン地方に入った。
6アブラムはその地を通り、シケムの聖所、モレの樫の木
 まで来た。当時、その地方にはカナン人が住んでいた。
7主はアブラムに現れて、言われた。
 「あなたの子孫にこの土地を与える。」
 アブラムは、彼に現れた主のために、そこに祭壇を築い
 た。
8アブラムは、そこからベテルの東の山へ移り、
 西にベテル、東にアイを望む所に天幕を張って、
 そこにも主のために祭壇を築き、主の御名を呼んだ。
 

<詩編> 第33編12~22節
12 主を神として頂く国 || 神のものとして選ばれた民は
  幸せ
13 主は天から目を注ぎ || 人びとをすべてご覧になる
14 神はそのみ住まいから || 地に住むすべての人に目を
  注がれる
15 神は一人ひとりの心を造り || その業を見抜かれる
16 王は多くの軍勢によって救われるのではなく || 勇士
  も力によって助けられるのではない
17 馬は救いの力にならず || 大軍も人の助けにはならな
  い
18 主の目は神を畏れる人の上に || 神の愛に希望を置く
  人の上に注がれる
19 神は彼らの魂を死から救い || 飢えから彼らを助けら
  れる
20 わたしたちの魂は主を待ち望む || 神はわたしたちの
  盾、また救い
21 心は神のうちに喜び || 尊いみ名に寄り頼む
22 主よ、慈しみをわたしたちの上に || あなたに希望を
  置く者に与えてください


<第2朗読> ローマの信徒への手紙 4章1~5, 13~17節
1 では、肉によるわたしたちの先祖アブラハムは何を得
  たと言うべきでしょうか。
2 もし、彼が行いによって義とされたのであれば、誇っ
  てもよいが、神の前ではそれはできません。
3 聖書は何と書いてありますか。
  「アブラハムは神を信じた。
  それが、彼の義と認められた」とあります。
4 ところで、働く者に対する報酬は恵みではなく、
  当然支払われるべきものと見なされています。
5 しかし、不信心な者を義とされる方を信じる人は、
  働きがなくても、その信仰が義と認められます。
13神はアブラハムやその子孫に世界を受け継がせるこ
  とを約束されたが、その約束は、律法に基づいてでは
  なく、信仰による義に基づいてなされたのです。
14律法に頼る者が世界を受け継ぐのであれば、信仰は
  もはや無意味であり、約束は廃止されたことになりま
  す。
15実に、律法は怒りを招くものであり、律法のないとこ
  ろには違犯もありません。
16従って、信仰によってこそ世界を受け継ぐ者となるの
  です。恵みによって、アブラハムのすべての子孫、つ
  まり、単に律法に頼る者だけでなく、彼の信仰に従う
  者も、確実に約束にあずかれるのです。彼はわたし
  たちすべての父です。
17「わたしはあなたを多くの民の父と定めた」と書いて
  あるとおりです。死者に命を与え、存在していないも
  のを呼び出して存在させる神を、アブラハムは信じ、
  その御前でわたしたちの父となったのです。
 
<福音書> ヨハネによる福音書 3章1~17節
1 さて、ファリサイ派に属する、ニコデモという人がい
  た。ユダヤ人たちの議員であった。
2 ある夜、イエスのもとに来て言った。
  「ラビ、わたしどもは、あなたが神のもとから来られ
  た教師であることを知っています。神が共におられ
  るのでなければ、あなたのなさるようなしるしを、
  だれも行うことはできないからです。」
3 イエスは答えて言われた。
  「はっきり言っておく。
  人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることは
  できない。」
4 ニコデモは言った。
  「年をとった者が、どうして生まれることができま
  しょう。もう一度母親の胎内に入って生まれることが
  できるでしょうか。」
5 イエスはお答えになった。
  「はっきり言っておく。
  だれでも水と霊とによって生まれなければ、神の国
  に入ることはできない。
6 肉から生まれたものは肉である。
  霊から生まれたものは霊である。
7 『あなたがたは新たに生まれねばならない』とあな
  たに言ったことに、驚いてはならない。
8 風は思いのままに吹く。
  あなたはその音を聞いても、それがどこから来て、
  どこへ行くかを知らない。霊から生まれた者も皆そ
  のとおりである。」
9 するとニコデモは、「どうして、そんなことがありえ
  ましょうか」と言った。
10イエスは答えて言われた。
  「あなたはイスラエルの教師でありながら、こんな
  ことが分からないのか。
11はっきり言っておく。わたしたちは知っていること
  を語り、見たことを証ししているのに、あなたがた
  はわたしたちの証しを受け入れない。
12わたしが地上のことを話しても信じないとすれば、
  天上のことを話したところで、どうして信じるだろ
  う。
13天から降って来た者、すなわち人の子のほかには、
  天に上った者はだれもいない。
14そして、モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の
  子も上げられねばならない。
15それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命
  を得るためである。
16神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛
  された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永
  遠の命を得るためである。
17神が御子を世遣わされたのは、世を裁くためでは
  なく、御子によって世が救われるためである。

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