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 主のご降誕おめでとうございます。今日は降誕後第1主日です。クリスマスが祝われるようになったのは、4世紀半ば頃と言われています。なぜクリスマスを祝うのに時間が必要だったのでしょうか。

 キリスト教は、元来復活信仰から始まったからです。イエス・キリストは、わたしたちの罪を贖うために十字架につけられ殺されました。それゆえに、父なる神は、イエスによみがえりの命をお与えになったのです。復活の命、そして教会を建てられた聖霊を教会は初めから大切にしてきました。ですから、クリスマスはずっと後になって祝われるようになりました。

 最初に記されたマルコ福音書には誕生物語はありません。しかし、マタイとルカはそれぞれの信仰によって誕生を記しています。二つの誕生物語がよく知られています。ヨハネ福音書はルカとマタイのような物語ではありませんが、ヨハネの信仰によるイエス・キリストの誕生を記します。

「初めに言があった」(1:1)は、創世記1:1「初めに、神は天地を創造された」と同じように始まります。2節は「この方は、はじめに(から)神のもとにいた」(岩波訳、本田訳)とも訳せます。この方とはイエス・キリストです。イエス・キリストは世の初めから神のもとにおられました。

 1章3~4節は、「イエスにおいて成ったものは命であった」(新共同訳、スタディ・バイブル)とも読めるそうです。4世紀以前の訳は「彼において生じたことは命である」だそうです。

 イエス・キリストにおいて生じた(成った)ことは命なのです。すべてのものはイエス・キリストにおいて命になるのです。イエスの言葉や成されることが命です。「その言が肉となって、わたしたちの間に幕屋を張って宿られたのです」(1:14)わたしたちと共におられる神となりました。これがクリスマス。わたしたちの中にあって命輝くのです。

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