07/05

 当時のユダヤの習慣でいえば、男性の家系を中心にいうことが常識だったと思われます。しかしマリヤの息子だというのは、単に、マリヤを母親として生まれたというよりは、きわめて侮蔑的な思いが込められていたのではないでしょうか。あのマリヤの子のくせに。マリヤはそんな社会の冷たい目にさらされ続けながらも耐え抜いてイエスを育てます。大工という職業も、賤業の一つであり、奴隷の仕事であったと思われます。
 社会の持つ先入観、固定概念とイエスは戦われます。私たちもしばしば陥りやすい過ちです。自分の経験則で他者を裁いていく。イエスは言います。そんな色眼鏡を外しなさい。そうしなければ神に出合うことはできない。
 人それぞれにとらわれている眼鏡があると思います。しかしそれを一旦外して神の栄光を仰ぎ見ようではありませんか。すべてを捨てて弟子たちは従いました。捨てたのは物理的なものだけでなく、わたしたちの思いも含まれていると思います。すべてのとらわれを捨てて従うことができますように。

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