12/06

 今日の福音書は洗礼者ヨハネの到来とその役割について語られています。最初に時代背景が説明されています。紙面の関係で詳しくは皆さんでお調べいただきたいのですが、一言で言えば、野心が渦巻き、権謀術策の横行していた時。そして宗教者も権力の座にしがみつき、社会的な弱者を踏みつけにしていたと言えるでしょう。

 そんな時代にその世の中から離れて住みにくい荒れ果てた土地で、修行をしていたヨハネに神は語りかけます。神の言葉は、神殿の中で権力、権威を誇っているものではなく、城壁に囲まれて安穏としていた人々にではなく、日々、神に向かって叫び続けていた人に語りかけます。

 「お前を救ってやろう。」だけではありません。彼には使命が与えられます。暗闇から自分だけが救い出されるのではなく、やがて来る神の愛の実現に向けて心を整え、叫びを上げるしかない人々と共に神の救いを信じて待ち続けるように。この世の論理に惑わされることなく、神の愛を実現させるためにその下準備をせよ。

 わたしたちも自分の救いだけではなく、この世界のためになすべきことが何かをしっかりと考え実行していきましょう。

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