03/13

 大斎節も終盤になりました。隣人に寄り添い、他者の重荷をおって愛を貫き通すこと、仕えあい、足を洗いあうことが大切であると教え、そのように生きたイエスの生涯を学び続けてきました。

 しかし多くの人々は言います。そんなまどろっこしいことをしていても駄目だ。この世の権力を手にして、力で力を押さえつけることの方が手っ取り早い。所詮何をするにも金か、力か、権力かが必要なのだ。世の中で弱り果てているものは不必要な存在なのだ。勝ち残った者が役に立つ。そのような動きにイエスは敢然と立ち向かい、あえて十字架への道を進まれました。

 この世界は私たちのものではなく、神に創造された神のものです。私物化してはいけません。イエスの十字架は私物化された世界を十字架という方法をとってもう一度再建しなおそうとされています。私たちもその十字架によって生かされていること、またその道を進むように召されていることを自覚して日々の生活を送りたいと思います。

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