07/20

Q:先日、神田キリスト教会を設計された木下栄三さんが、この教会を設計するにあたって北欧の教会を参考にされた、というお話をうかがい、教会の建物にはどのような特徴があるのか、知りたくなりました。

A:教会の建物(礼拝堂)は、宗派というより、時代によってその特徴があるようです。初期のキリスト教はローマ帝国の迫害にあっていたため、地下の墓であるカタコンベの中で礼拝していたようですが、これは建築物とはいえないでしょう。


 4世紀、コンスタンティヌス大帝の時代、キリスト教が保護されるようになって教会が建てられるようになります。このころは、バシリカという様式で、石の壁、木組みの屋根、そして2列に並ぶ円柱によって身廊とと側廊に分けられ、アーチで廊を区切るような特徴です。その後、十字架の聖堂とドームが特徴のビザンティン建築になります。

 やがてキリスト教はローマを中心とした西方教会と、現在のギリシア正教の基になる東方教会に分かれますが、教会建築は東ローマ帝国の勢力下で興り、今でもギリシャ正教の聖堂やイスラム教のモスクにその特徴が見られます。御茶ノ水にあるニコライ堂がそうですね。

プロフィール

カレンダー

カテゴリ

FC2カウンター

QRコード