04/02

 人間は死すべき存在。イエスはラザロの死に際しその姉妹マルタとマリアに「決して死なない」と断言しています。物語でラザロは生き返りますが、そのラザロもいつの日か天寿を全うして死ぬことになるはずです。イエスにとって肉体的な死が問題ではなかったということでしょうか。そんなことはありません。死別を嘆く人々を放っておくことができないイエスは、人々が不条理な死に直面して苦しむ様子を放置できない方でした。信仰は不老不死をもたらすことはない。自らの限界を受け入れることがむしろ信仰の課題であるとわたしたちは知っています。死は厳粛な現実ですが、それによって打ち消されることのない何かがある。イエスを信じるとはその何かを信じることかもしれません。

大斎節第5主日
 エゼキエル37:1-3, (4-10), 11-14
 ローマ:6:16-23
 ヨハネ:11:(1-16), 17-44

プロフィール

カレンダー

カテゴリ

FC2カウンター

QRコード