FC2ブログ

03/11

 福音書に「五千人に食べ物を与える」とあります。ヨハネ福音書だけに「ユダヤ人の祭りである過越祭が近づいていた」とあり、三月下旬から四月中旬の季節です。イエスは、群衆に教えられた後、フィリポに「この人たちに食べさせるには、どこでパンを買えばよいだろうか」と言われます。これはフィリポを試すためであって、御自分ではすることを知っていました。
フィリポは「二百デナリオン(二百日分の日当)があっても足りないでしょう」と言います。アンデレが「大麦のパン五つと魚二匹を持っている少年がいます」と言います。イエスは群衆を座らせ、パンを取り、感謝の祈りを唱え、分け与え、人々は満腹します。無駄ならないようにと残ったパン屑を集めると十二の籠が一杯になります。イエスは、人々がイエスを預言者と見なし王にしたがっていることを知り、山に退きます。大麦は小麦と異なり家畜の飼料にもなります。大麦のパンと魚は貧しさのしるしです。イエスは、二百デナリオンのパンではなく、五つの大麦のパンと魚二匹を祝福されます。イエスの十字架は過越祭の時です。王ではなく、イエスの十字架が人々を救いに導きます。二百デナリオンの豊かさは死を招きますが、大麦パンの貧しさと十字架は命に至ります。

大斎節第4主日 B年
 歴代誌下 36章14~23節
 詩編 第89編46~52節
 エフェソの信徒への手紙 2章4~10節
 ヨハネによる福音書 6章4~15節

プロフィール

カレンダー

カテゴリ

FC2カウンター

QRコード