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08/02

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神田キリスト教会
〒101-0021
千代田区外神田3-5-11
電話 03-3251-4981 地図

毎週日曜日
 9 時 30分  日曜学校礼拝
10 時 30分
第1日曜日  み言葉の礼拝
第2~第5日曜日  聖餐式 


毎月第3金曜日
11 時    逝去者記念礼拝

*結婚式をご希望の方は管理牧師にご相談ください。

06/18

聖霊降臨後第2主日 A年(特定6) マタイによる福音書9章35節~10章8, (9~15)節
司祭 関 正勝

 今日の福音はイエスが12人の弟子を召し出されて、「汚れた霊に対する権能をお授けになった。」という出来事が与えられています。召し出された弟子たちは「汚れた霊を追い出し、あらゆる病気や患いをいやすため」に、イスラエルの家の「失われた羊」のところへ派遣されて行くのでした。弟子たちは、このように大きな目的と使命を負って社会に向けて派遣されることになります。その大きな目的と使命とは、先主日わたしたちは「三位一体」主日を祝いましたが、その主日の意図は三位一体主日の聖書日課で旧約聖書の創世記1章1節~2章3節が記す、世界と人間の創造物語をもって伝えています。そこに三位一体の神を信じる信仰の所以が語られているようにわたしは思います。三位一体の神とは議論をすればするほど複雑になり抽象の世界に入り込んでしまいかねません。しかし、教会がその信じる神を三位一体、父なる神・子なる神・聖霊なる神はバラバラな三神がいる、ということではなくて、本質を一つとし、しかもその一つとするものは「愛」であり、それゆえわたしたち、神によって創造された世界と人間を神は万全を期して生かし、救われる神である、との人々の日々の神との交わりや経験が、人々をしてその信じる神を「三位一体の神」と信じ、告白するに至ったと言えましょう。神は創造された世界を見て「極めて、良かった。」と語られますが、わたしたちは知っています。現実、この世界のどこに「極めて、良い」という世界が存在するのか?ということを。このような深い疑惑の中で、わたしたちはこの世界は神によって創造されたのではない、という不信に沈んでしまいかねません。しかし、神はこのような世界とわたしたちの行状を天の高みから腕を組んで眺めて居られる神ではないのです。「愛」をその本質とし、一である父・子・聖霊である神は「極めて、良かった」世界を完成させるために、今も継続して、「神の像・協働創造者」としてのわたしたちと一緒に働いておられる。この経験、創造(救いの働きとしての)は今も継続中との経験が三位一体の神への信仰を誕生させた、と言えましょう。そこには神がこの世界と人間を創造され、したがって「良い」という現実を誕生させずには終わらない、という大いなる神への信仰が人々を困難のなかでも生かし続けた、と言えましょう。三位一体の神への信仰は、たえずわたしたちが陥りがちな小さな神に挑戦し「あなたの神は小さすぎる」と、問いかけ励ましてくださっているのではないでしょうか?

 そして、今日の主日、創造された世界とわたしたちの現実と使命が語られています。イエスはその御生涯で、この世界とわたしたちが決して「極めて良かった」とは言えない世界にあり、人々は相変わらず苦しみ、悲しんでいるのでした。イエスの目に映った人々の現実を 福音記者マタイは「群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた。」と記しています。(フランシスコ会の本田哲郎神父の訳「イエスは民衆を見て、はらわたをつき動かされた。彼らは、羊飼いのいない羊のように、むしり取られ、打ちひしがれていた。」『小さくされた人々のための福音』) このような悲惨な現実に対して、「神の像・協働創造者」としての人間の責任が問われております。わたしたち一人ひとりに負わされている責任「極めて、良かった」世界の実現に向けて働く責任が問われています。今日の福音は12人のイエスの弟子の召し出しであり、その使命・目的に在ります。弟子たちの使命は、わたしたちイエスを信じる者たち一人ひとりの使命を明らかにしていることに他ならないでしょう。神によって創造された世界を「神の像・協働創造者」であることをイエスとの出会いによって知らされた12人の弟子たち、そしてわたしたちを用いて完成させようと働いておられる三位一体の神は「平和があるように」と語る使命を託しておられます。「極めて、良かった」世界は、平和が実現している世界に他ならないでありましょう。その「平和」(シャロ-ム)は、誰一人その存在が貶められたり、抑圧・差別されたりすることなく、社会にとってなくてはならない一人ひとりであることが現実となっている社会に他ならないでありましょう。召し出された弟子たちに与えられた「汚れた霊に対する権能」とは、神以外の存在が神となる、偶像が人々を支配するようになる「悪霊」が差別や抑圧、そしてやがては戦いとなる現実を追い出す「権能」に他ならないでしょう。

 このような働きに派遣される弟子たちは、全く神が自分たちを養い、支え、導いていてくださる、という事実を弟子たちの立ち居振る舞いで伝えています。彼らはイエスの命じられるままに、「帯の中に金貨も銀貨も銅貨も入れないで、・・・袋も二枚の下着も、履物も杖も持つ(ことを赦されないで)」町々、村々に出て行き、その姿でもって神の万全な計らいと養いに生かされている、神が創造された人間の姿を表現して「平和」を語ったのでした。したがって、その「平和」(シャロ-ム)は、人間が決めた価値や基準(例えば経済力や軍事力、さらには学力や社会的地位などなど)によって、例えばアメリカファ-ストなどといった表現が作り出す「平和」(パックス)とは、根本的に違う共生・共に生き、生かされる世界に他なりません。その「平和」(シャロ-ム)こそが神が創造された世界である「極めて、良かった」世界に他ならないでありましょう。

 今日の旧約聖書の日課は、出エジプト記で十戒を授かるシナイ山に到着したエジプトを脱出したイスラエルの人びとが、神から「わたしの宝、・・・あなたたちはわたしにとって祭司の王国、聖なる国民」(19章5,6節)と語られる場面が与えられています。神によって創造された世界、人間は神にとっての「宝」また「祭司の王国、聖なる国民」だ、と宣言されています。誰もそのような大切な一人ひとりの存在を、特定の価値観、基準でもって貶め、奴隷にすることは赦されないことです。

 神を神としないで、わたしたちが偶像に跪き「悪霊」に支配されるとき、神が創造された「極めて、良かった」世界はわたしたちから遠ざかってしまうに違いありません。

 わたしたちの信じる三位一体の神は、悲しみや苦しみ、不条理な、と言いたくなる現実に不信や絶望に陥りがちなわたしたちの足を、万全を期して働いておられるその神がわたしたちを強め、励ましてくださっていることを確信して「極めて、良かった」と言われる日々のために共に生き、働くわたしたちとされたい、と願っております。
 ア-メン

06/18

 通常は「権威」と訳されますがなぜか「権能」となっています。イエスが弟子に与えた権威は「汚れた霊」に対するもので、これはイエス自身の力でもありました。弟子たちが苦しむ人を助け悪と闘うことがイエスの望みです。弟子たちが仲間内で偉そうに振る舞ったり弱いものを困らせる時、イエスが失望し厳しく叱りつけたことを思い出す必要があります。少数意見は無視してもいいという多数派の驕り、偏った意見に従いながら自分は公平に正義を行っているという指導者の尊大さは、イエスから授けられた権威とは無縁の権力であり、それは利己心の現れです。原点は、人間の痛みに対する深い共感、痛みや悲しみに対する感受性、異なる立場の声に耳を傾ける謙虚さではないでしょうか。

聖霊降臨後第2主日 A年 特定6
 出エジプト記 19章2~8a節
 詩編 100編
 ローマの信徒への手紙 5章6~11節
 マタイによる福音書 9章35~10章8, (9~15)節

06/17

6月18日(日) 聖霊降臨後第2主日
      9時半  日曜学校
      10時半  聖餐式
      礼拝後  愛餐会
      愛餐会後 牧師館オープンハウス
      13時   婦人会
  21日(水)12時20分 ランチタイムパイプオルガンコンサート(演奏:和田純子)
  23日(金)10時半  下町聖書の会(神田キリスト教会)
      18時   沖縄週間を覚えて祈る(司式:大畑喜道主教、お話:楡原民佳
            場所:聖アンデレ主教座聖堂)
  24日(土)     洗礼者ヨハネ誕生日

★6/25 (日)愛餐会時 バザー委員会
      13時   信仰基礎講座(ファシリテーター:相澤智香さん)
★6/29 (木)     使徒聖ペテロ・使徒聖パウロ日
★教会キャンプ(8/27~29)の申込書ができました! お持ちください。
★創立140周年記念写真集を作成します。少人数での写真撮影を
 随時行いますので、ご協力ください。創立記念礼拝は10/9(月・祝)です。

06/16

6月21日(水)、ランチタイムパイプオルガンコンサートを開催いたします。
みなさま、どうぞお越しください。

日時:2017年6月21日(水) 12時20分~50分
入場:無料(自由献金有り)
演奏:和田純子
曲目:
 P. コルネ
    「サルヴェ・レジーナ」(全5節)
 A. ケルクホーフェン
    ファンタジア
 J. J. フローベルガー
    聖体奉挙のためのトッカータ 第5番
 J. S. バッハ
    「イエス、わが喜び」 BWV713
    「イエス・キリスト、我らの救い主」 BWV665

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